ボーカロイドでクリスマスソングに挑戦!メロディとコードの作成
12月といえばクリスマスです。
クリスマスと音楽は切っても切れない関係です。
讃美歌(さんびか)やさまざまなクリスマスソングがあちこちで流れています。
今回はクリスマスにあやかってクリスマスソングを作ってみたいと思います。
クリスマスソングのイメージ
amaging graceやjoy to the worldのような讃美歌(さんびか)の場合、管弦楽やピアノ、オルガンが伴奏に入ることが多いようです。
ポップス系で人気のクリスマスソングというと毎年必ず耳にするのはWham!のLast Christmasやマライア・キャリーのAll i want for christmas is youの二曲でしょうか。
日本では山下達郎のクリスマス・イブと竹内まりやのすてきなホリデイが必ずCMで流れています。
こういった曲の多くに共通するのはスレイベルの音やグロッケンなどの高音で鳴る楽器の存在です。
この辺りを外さないように考えればイメージから大きく外れることはなさそうです。
最初はメロディを作る
今回はクリスマスらしいメロディから考えてみます。
せっかくクリスマスなので明るく行きたいと思いますので、路線としては竹内まりややマライア・キャリーのようなポップな感じを意識してメロディを考えてみます。
またせっかくクリスマスというモチーフがあるので、讃美歌などからフレーズを少し借用して織り交ぜていくことができたら「クリスマスだね」と感じてもらえるのではないでしょうか?
そういうフレーズも入れてみることもテーマの1つに組み込んでみましょう。
メロディで気を付けることは高すぎないこと、息継ぎを意識したフレーズにすることです。
ボーカロイドにそんな制限はありませんが、やはり歌うことができる曲を意識した方がいいと思います。
上の内容を意識しながら鍵盤で何度かトライしながら旋律を作ってみました。
Bメロのフレーズに赤鼻のトナカイからフレーズを取り入れてみました。
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何となく雰囲気は伝わるでしょうか?
コードで雰囲気を作る
メロディができたら曲の流れを作るコードを鳴らして見ます。
Cubaseにはコードトラックという便利な機能がありますので実際に耳と五度圏表示やコードのリストを駆使しながら展開を作っていくことができます。
今回はBが主調ですが、部分的にBマイナーになる展開があるのでその辺りを注意しながらコードを選択してみました。
コードの進行や基礎については詳しい記事がたくさんあるのでそちらを参考にしてください。
参考:コードが変わるだけでメロディの聞こえ方が変わる!コード進行の基礎知識
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ピアノのコードが鳴るだけでも何となく雰囲気が出てきますね。
まずは気軽にやってみましょう
今回は大体の雰囲気までを用意してみました。
実はメロディとコードまでは意外とすんなりとできてしまいました。
ここからリズムや雰囲気を出すためのスレイベルや高音のキラキラした音などをどうやって当てはめていくかを考えていくことになります。
最初は難しいように思うかもしれませんが、メロディを作ったり、コードを鳴らしてみたりと順番にやっていくと意外とうまく行くものです。
まずは難しく考えすぎずに鍵盤をたたいてみましょう。
今のDAWソフトにはドラムのパターンやいろいろと便利な音素材がたくさんついてきますので、そういったものを活用していけば思っているよりずっと手軽に楽しめます。
耳コピでもオリジナルでも、ぜひ挑戦してみてくださいね。
ライタープロフィール
DTMer
みるくここあ
元IT技術者。
ウィンドシンセを使います。
VOCALOIDやCeVIOを使って曲を作ってみたり、ボーカルを迎えて曲を作ってみたりしています。
元々楽器の練習用にオケを作るだけだった半端なDTMerでしたがVOCALOIDに出会い、その変遷に付き合っていくうちに深みに嵌っていたただの音楽好きです。
VOCALOID 2 MegupoidとVOCALOID 3 IA、そしてCeVIO Creative StudioのONEを使用しています。
ウェブサイト:http://milkcocoa.org
Twitter:milkcocoa_org