DTM初心者必見!無料で使えるVST/AUプラグインエフェクト 14選
「DTMやミックスを始めてみたけれど、DAW付属のエフェクトでは物足りない」
「もっといろんなエフェクトを試してみたいけど、どんなものがあるかよく分からない」
「資金的に余裕がなく新しいプラグインを買えない」
など、DTMをやる上でさけて通れないのがプラグインの悩みです。
そこで今回は無料で使うことができる、おすすめのエフェクトプラグインをいくつかご紹介したいと思います。
もくじ
- おすすめプラグインエフェクト
- 音に「奥行」を与える|Proximity
- 音を元気にする|La Petite Excite
- Emulator2のリバーブをエミュレート|TAL-Reverb-4
- ステレオ感を簡単に調整|A1StereoControl
- 超クールなディストーション|FuzzPlus3
- 多機能なマルチバンドプロセッサー|Amplio 2
- EQ4をモデリング|Luftikus
- 3バンド+ハイパス・フィルター|TDR VOS SlickEQ
- アナログライクな3バンドEQ|Ochre
- フィードバック方式のコンプレッサープラグイン|TDR Feedback Compressor II
- シンプルなマスタートラックエフェクト|Limited-Z
- SansAmpをエミュレート|TSE-BOD
- アンプシミュレータの決定版|AmpliTube Free
- ヘッドフォン内でスピーカー環境を再現|Virtual Studio
- 最後に
おすすめプラグインエフェクト
音に「奥行」を与える|Proximity
Tokyo Dawn LabsとVladg Soundが共同で製作した、Windows&Mac対応のフリーVSTプラグイン「Proximity」。
音に「奥行」を簡単に与えることが出来るプラグインです。
音を元気にする|La Petite Excite
こちらはエキサイタープラグイン。
エキサイターとは「音を元気にする」プラグインです。
ちょっといじるだけで簡単に音抜けが良くなります!
個人的にはバスドラムにかけるのが好きです。
もちろんどんな音にかけても問題ないですが、中毒性の高いプラグインですのでかけ過ぎにはご注意。
Emulator2のリバーブをエミュレート|TAL-Reverb-4
Togu Audio Lineがリリースした「TAL-Sampler」というサンプラーの、リバーブの部分だけをプラグイン化したものがこの「TAL-Reverb-4」です。
Emulator2のリバーブをエミュレートしたもので、海外サイトでも高評価のようです。
ステレオ感を簡単に調整|A1StereoControl
ドイツのソフトウェア・デベロッパー、A1Audioが、新開発のプラグイン。
このプラグインは高機能なステレオ・イメージャー・プラグインで、中央下部の“Stereo Width”ノブを使って簡単にステレオ感を広げたり狭めたりできます。
Expert Modeに切り替えることにより、パラメーターをより細かく設定することが可能となっています。
超クールなディストーション|FuzzPlus3
音もデザインも超クールな、エグい歪みを作り出せるディストーションプラグイン。
起動の瞬間もカッコいいんですよ!
歪みの種類的にはディストーションというよりも、さらに歪みの強いファズになります。
製品詳細
多機能なマルチバンドプロセッサー|Amplio 2
良質で多機能なマルチバンドエフェクトプラグイン。
Low・Mid・High の3つの帯域に分け、それぞれに独立してエフェクトをほどこすことができます。
MidやHighだけにサチュレーションを多めにかけたり、中域だけにステレオ感を与えることなどが可能です。
見た目もおしゃれな上にこれだけ使えるプラグイン、1本入れておいて損はないです!
EQ4をモデリング|Luftikus
Maag Audio EQ4をモデリングしたEQプラグイン。
バンドは固定の10/40/160/640Hz/2.5kHzと、2.5/5/10/20/40 kHzの超高域ブーストが可能となっています。
相当効きがよく、少し上げるだけで結構音が変わります。
Q幅が広めのようで、味付けにブーストするような使い方がメインになるかもしれません。
DAW付属の物に飽きたという方、ほかにEQを持っていないという方は一度チェックしてみてください。
CPUの負荷はかなり低い方です。
3バンド+ハイパス・フィルター|TDR VOS SlickEQ
Tokyo Dawn Recordsがリリースしている3バンド+ハイパス・フィルターを備えたEQプラグイン。
効き方はかなり滑らかで、ちょっとかかり方が分かりづらいかもしれませんが、良質なプラグインだと思います。
MidやSideだけにかけることも可能です。
これもCPUの負荷は低めです。
アナログライクな3バンドEQ|Ochre
Acustica Audioからリリースされているアナログライクな3バンドEQプラグイン。
Acustica Audioはとにかく音が良く見た目がかっこいい!そして重い!と評判のデベロッパー。
このEQのCPU負荷はちょっと重いかな?と感じるくらい。
温かみもある音で、よい感じに効いてくれます!
製品詳細
フィードバック方式のコンプレッサープラグイン|TDR Feedback Compressor II
こちらもTokyo Dawn Recordsがリリースしている、フィードバック方式のコンプレッサープラグイン。
フィードバック方式とは、入力シグナルをゲインリダクションして、再度レベル検知にかけてリダクションを行う処理を何度も繰り返し調整してから出力するというもの。
超高速で自然なサウンドコンプレッションが可能です。
シンプルなマスタートラックエフェクト|Limited-Z
アメリカ・ペンシルバニア州にあるソフトウェア・デベロッパー、LVC-Audioから配布されている、コンプレッサー/リミッター・プラグイン。
マスター・トラックでの使用に適したプラグインで、効き具合が異なる6種類のアルゴリズム(動作モード)が用意されています。
コンプレッサー/リミッターに関わるパラメーターは、アルゴリズムを選択する「Limiter Mode」とコンプレッション量を設定する「Amount」の2つだけなので、見た目以上にシンプルに使えるプラグインです。
SansAmpをエミュレート|TSE-BOD
ベース用のオーバードライブ・プラグイン。
このプラグインはTECH21のBASS DRIVER DI「SansAmp(サンズアンプ)」をエミュレートしたものとなっています。
見た目もそっくりです。
これを使えば簡単にベースをガッツリ歪ませることができます。
アンプシミュレータの決定版|AmpliTube Free
IK Multimediaがリリースしているアンプシミュレータ・AmpliTubeの無料版。
9種類のストンプ、4種類のアンプ、5種類のキャビネット、3種類のマイク、2種類のラック・エフェクト・モデルが収録されています。
DTMのためにギターを始める人や、宅録メインな人などにオススメです。
ヘッドフォン内でスピーカー環境を再現|Virtual Studio
ヘッドフォンでスピーカー環境を再現することのできるプラグイン。
深夜の時間帯や住宅事情などでスピーカーから音を出せない方におすすめです。
使い方はマスターにこのプラグインを挿すだけ!
スピーカー環境を再現するためのものなので、ミックスダウン時などにはバイパスするのを忘れずに。
製品詳細
最後に
どうでしょう、気になるプラグインはありましたでしょうか?
これら以外にも無料のプラグインはたくさんありますので、ぜひ調べてみてください。
他にも新しいフリー音源、プラグインのリリース情報などを発信しているWebサイトも紹介しておきます。
少しでも、皆さんの快適なDTMライフの役に立てれば嬉しく思います。
ライタープロフィール
DTMer
yonetyan
音楽が好きな、しがないDTMerです。
細々と曲作ったりブログ書いたりしています。
ブログ:http://blog.livedoor.jp/yoneroom
Twitter:yonetyan0093